腐食センターでは,公募のメンバーにより構成される研究会あるいは検討会を開催し,メンバー相互の自由な意見交換を通して経験/データの共有化を目指すと共に,腐食防食技術の普及に貢献しようとしています
平成14年度からの新しい活動として,「多変量解析法検討会」の活動を開始しました.この検討会では,淡水腐食に対して水質の腐食性の判定を多変量解析法(マハラノビス-田口 メソッド等)を用いて従来の腐食性判定指数(ランゲリア指数等)や水質基準(JRA水質基準等)との関係を検討するとともに,この方法の他事象への応用を検討するものです.
平成16年度からは第2期に入ります.いままでの成果を第147回腐食防食シンポジウム「マハラノビス-田口法による多変量解析の腐食現象への適用」として発表するとともに新たな展開を目指して活動しております.
いままでの研究発表
第147回腐食防食シンポジウム
主題:マハラノビス-田口法による多変量解析の腐食現象への適用
平成16年7月13日(火)10:30〜16:30
場所 東京理科大学 森戸記念館 第一フォーラム
第52回材料と環境討論会
日時:2005年9月14日(水)〜16日(金)
場所:北海道大学学術交流会館
材料と環境2006(春期大会)
日時:2006年5月16日(火)〜18日(木)
場所:つくば国際会議場
「腐食センターニュース」No.038
―MT法特集号―
2006年6月1日
研究会へ参加を希望される方は(社)腐食防食協会腐食センタ−
事務局(jim@corrosion-center.jp)までお申し越しください.
主査 中島博志(鹿島建設)
委員 公募(資格:本会会員)
期間 2年間
進め方 最多で3ヶ月に一度の会合を持って進める.
2年間で8回程度maxの会合と考えられる.