Abstract
平成20年度 第2回材料のパフォーマンス研究会 講演者と概要
[A講演]
「電力会社のCSRと腐食防食技術」
東京電力株式会社 市場 幹之
近年、企業の社会的責任(CSR)が注目され、電力会社では、安定供給に関連した信頼性、電力自由化に関連した経済性、公衆に対する安全・安心がCSRとして位置づけられている。電力流通設備を題材に、設備の経年劣化に対する保全管理、設備寿命を考慮した材料選定などCSRに関連した腐食防食の課題や取組み例を紹介する。
[B講演]
「温暖化ガス低減と腐食防食技術」
日揮株式会社 細谷 敬三
[不働態]
「バルブ金属アノード酸化皮膜の生成挙動と機能」
北海道大学大学院工学研究科 幅崎 浩樹
アルミニウムやタンタルなどに生成するアノード酸化皮膜は電解コンデンサの誘電体などとして工業的に重要であるが,その皮膜の解析は不働態皮膜生成の理解を深めるうえで参考になることが多い。本講演では,アルミニウムおよびチタン合金のアノード酸化皮膜時のイオン移動および皮膜構造と皮膜生成挙動およびその特性との関連性について紹介する。
以上
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