MP研究会/例会2007_03

研究会活動

材料のパフォ−マンス研究会
2008年第3回例会

2008年第3回研究会例会

日時: 2008年7月11日(金)14:00-17:00
場所: 
早稲田大学大久保キャンパス 62号館W大会議室
     (「高田馬場」下車,徒歩12分)JR/東西線
     (「西早稲田」下車) 副都心線

講演タイトルと講演者

[A 講演]「鋼構造体の耐食性評価技術」
        (独)物質・材料研究機構 西村俊弥

[B 講演]「下水処理環境におけるステンレス鋼の
       微生物腐食挙動」 
              二ダック(株) 松島正博

[B 講演]「化学プラントにおける材料問題の現状と
      その取り組み」
         旭化成エンジニアリング(株) 栗原朋之

        

研究会終了後,技術交流会(17:00〜19:00)を予定しています.参加費3,000円,事前にお申し込み下さい.なお,領収書が必要な方は,出欠通知の際にお申し出下さい.
           [出席通知]
ご出席の方は Emailで事務局(jim@corrosion-center.jp)
宛てにご連絡ください.
  1. お名前
  2. 研究会 (出席)
  3. 交流会 (出席・欠席)
  4. 領収書 (要・不要)
Abstract

平成20年度 第3回材料のパフォーマンス研究会 講演者と概要

[A 講演]
鋼構造体の耐食性評価技術
                                  (独)物質・材料研究機構   西村俊弥


 橋梁等の社会インフラの大気腐食劣化が深刻となってきており、鋼構造体の評価手法も新しい要求がなされている。腐食機構解明のために、腐食生成物の解析では、FIB-TEMによるナノレベルの解析やEPMA等を用いた元素の状態解析がなされている。また、鋼構造体の部位ごとの腐食性をインピーダンス法で検討した。その他、塗装耐候性鋼の耐食性評価、環境理解型促進腐食試験、国際共同暴露試験等の最近の取り組みについて紹介する。

[B 講演]
下水処理環境におけるステンレス鋼の微生物腐食挙動


                                        二ダック(株) 松島正博

 下水環境の硫黄サイクルによるコンクリート構造物の劣化・損傷は深刻な問題で「微生物腐食入門」でも解説されています。しかし、ステンレス鋼における腐食事例の報告はあまりないと思われます。今回はステンレス鋼に発生した微生物腐食と見られる腐食事例の特徴などをご紹介したいと思います。


[C 講演]

化学プラントにおける材料問題の現状とその取り組み

                               化成エンジニアリング(株) 栗原朋之


 化学プラントで発生した損傷事例紹介と、ステンレス鋼製の設備に発生する、外面応力腐食割れの検討として行った、ASTM C-692での保温材の種類による発生可能性の試験評価、および本試験法の応用例について紹介する。

       以上