Abstract
平成24年度 第4回材料のパフォーマンス研究会 講演者と概要
[A講演]
「建築設備用ステンレス鋼の可使用臨界条件規範の検討」
腐食防食コンサルタント 明石 正恒
1998年に刊行された,「建築設備用ステンレス配管の水質指針」の改訂版が,2012年にステンレス協会配管システム普及専門委員会から公開された.しかしながら,改訂版においても,実環境におけるパフォーマンスとの乖離が指摘されている.このような背景から,本講は,「局部腐食臨界電位概念」に立脚して,より信頼性の高い「建築設備用ステンレス鋼の可使用臨界条件」paradigmを構築するための考え方,方法論を検討し,可使用臨界条件規範の試案を提示する.
[A講演]
「全自動シリアルセクショニング3D顕微鏡の開発と3D4D材料科学」
鹿児島大学 足立 吉隆
理想的な材料組織解析の実現に向けて,材料組織の三次元定量評価と変形中その場弾性・塑性ひずみの測定について我々の取り組み状況を紹介する.三次元評価にあたっては,全自動シリアルセクショニング3D顕微鏡の開発も並行して行っておりその現状を述べる.
以上
|